
早いものであれから一年がたちました。
君を初めて見たのは、2005 5月25日。その小さな後姿を猫たちの庭で見ました。
私はこの地域に仕事に来るのがとても幸せでした。
仕事をしながら君たちのことを見ていられる。こんなに心豊かになったことはなかったです。
しかし、今、この職場はなくなり、私自身も去る事になり、君の兄弟や仲間たちに満足なご飯を食べさせてあげることが困難になりました。無責任な私のことを君はどう思っているのでしょう。
朝が来て夜が来て、また朝が来る。それを繰り返して月日があっという間に過ぎ、どんどん、どんどん、君たちが遠ざかってゆく。離れたくないのに遠ざかってゆく寂しさ。
一緒に過ごせた日々も最初から決まっていたのでしょうか?
また、出会いと別れを考えさせられました。
2006 11月4日 PM5:56 私が帰る時、君が見送りに、猫たちの庭から出てきてくれた。
それが最後になりました。

2006 11月3日 ハチワレ君、最後の写真。